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絵師が貰えると嬉しい感想・ちょっと困るかもしれないコメントってどんなの?

 

こんにちは。しがないスマホ絵描きです。

本記事では絵描きの目線から
どのような内容のコメントが絵師さんに喜ばれる傾向にあるのか
どのようなコメントを避けるべきなのか
体系的にまとめていこうと思います。

 

 

前提:感想コメントは嬉しい


大前提として感想コメントは嬉しいものです。

コメントを送ると言うのは作品に対するリアクションの中でも
最も手間や時間のかかるものであり、
最も閲覧してくれた人の気持ちが伝わるものです。

作品を見て「自分の言葉で感想を送りたい」と思ってもらえただけで
十分すぎるくらい嬉しいものです。


とはいえ、おそらく本記事にたどり着くような人は
絵師さんにコメントを送って応援したいけど不快にさせたりしないか心配
という状況にあると思いますので、できるだけ詳細かつ具体的な説明を心がけていきます。

重ねて、絵師さんに喜んでもらうこと不快にさせないことを最優先の目的にするので
ちょっと気にしすぎかも?と思うくらいのかなりネチネチした説明をします


要するにこの記事は「細かいところまで気になってしまう慎重派の人向け」です
項目もたくさんありますので、目次から気になるところへ行ってください。


また、主に絵師さん送る感想について書いていきますが、
字書きさんなど他の創作者さんに対する感想でも共通する部分もありますので参考になるかと思います
この記事を読んで不安な要素が拭えたら是非感想コメントを送ってみてくださいね。

絵師さんに感想を送って喜ばれた経験のある方は読まずとも大丈夫!

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もしかしたら絵師さんを困らせるかもしれないコメント

技術や描写に関する指摘


イラスト・漫画しかり、小説・SSしかり、技術に関する指摘はあまり快く受け取られないかもしれません。


たとえば「もうちょっと顔と体のバランスに気をつけた方がいいかもしれませんね」とか、「もっと良い言葉選びがあると思います」とか。

仮に「ここを良くしたらもっと良い作品になるのに」「推し作家さんだからもっと上達して欲しい」という気持ちがあるにしても、多くの場合は言葉にしないに限ります。


特に指摘コメントでよく見るケースが「現実的じゃない」ってやつです。
「指が長すぎる」「そんなところに服の皺はできない」「普通そんな行動しない」などなど…。

気になる箇所があってもそこが作者さんの画風・作風かもしれないし、もしかするとこだわって描いた場所かもしれません。
描写に違和感があったとしても意図的にそう表現している場合だってあります。
視線を集めるためにあえて大きく描いたりとか、重要じゃないところの情報量を削るために線を減らしたりとか。

それらが気に食わないのだとしたらその作者さんと感性が違うだけです。
もし描き方を変えて欲しいなら正式に有料依頼をして自分専用の作品をお願いするべきですし、そこまでして作者さんに固執する必要もないと思いますね。



そして指摘コメントの最大の懸念が作者さんの自信や創作意欲を削いでしまうかもしれないことです

せっかく完成させて投稿した作品も指摘されると「上手く描けていなかったんだ」と落ち込んでしまうかもしれません。
最悪の場合は作品を取り下げてしまうなんてこともありえます


もし作者さんがスキルアップをしたがっているのだとしても、技術面に関するコメントを貰うなら確かな技術を持った人からが望ましいと思います
たとえばプロのイラストレーターや講師など。
通りすがりの知らない人に指摘されても信憑性に欠けます


まあ「描き方に関してちょっと言いたいな」と思った時点でその作者さんの作風が肌に合わないんだと思います。

そもそも、「状況描写やお話など内容は好きだけど絵はあんまり…」と思うなら内容だけ楽しめばいいのであって、描き方を矯正しようとするのはちょっと傲慢です。その作風が好きな人もいるでしょうからね。

 

指摘しても大丈夫な場合


明らかにミスの場合はこっそり教えてあげると作者さんも助かるかもしれません。
たとえば指の数が一本多いとか。誤字脱字とか。

特にその作品を本などにしようとしている場合は早めに教えてあげてください。
あとから直すのたいへんですからね。


ただ、SNSなどで投稿してしまって直しようのないケースもありますし、既に作者さんがミスに気付いて概要欄やコメント欄などで訂正していることもありますので、確認してから教えてあげてくださいね。

 

褒めるときでも技術面に触れるときは注意


細かい注意点になると言えばそうなんですが、
相手を褒めたいときでも技術面に触れるのはちょっと考えてみてからの方がいいかもしれません。


というのも、技術面に触れる=技術に関して心得ているという連想ができてしまうからですね。


どうしても「この点が素晴らしい、この描き方が良い」と言った褒め言葉は講評っぽさが拭えません。
例えるとコンクールの作品を審査員の先生が評価している感じでしょうか。
技術面に触れるコメントはなんとなくコメントの送り主が偉い人に見えてしまうという懸念があります


もちろん具体的な褒め言葉がもらえる=細部まで見てもらえたという認識にもなるので一概に良い悪いとは言えないのですが、文体や言い方には気をつけた方がいいかもしれませんね。

 

 

質問

知識に関する質問


割といろんなコメント欄で頻繁に見かけるのですが。
たとえば、漫画作品に対するコメントで「○○(漢字)って何て読むんですか?」「作中の○○って言葉聞いたことないんですけど方言か何かですか?」みたいな。

これ、言葉を選ばずに言うと愚行以外の何ものでもないと思います。
作者さんに迷惑とかそういう次元ではなくて、ネットリテラシーとしてなるべく避けた方が良い行為です。


なぜかと言うと、
まず第一に「自分が無知であることを世に晒している」。
そりゃそうです、質問してるってことはそれについて知らないってことですからね。

ただ、知識がないこと自体は悪いことでも何でもありません。
世の中には難読漢字も難解な言葉も山ほどあります。



最大の問題はコメント欄で質問しているということ
コメントするくらいならその手元にある機械で調べることができるのでは?という話です。

なぜ調べる前にコメントで聞くのか?そしてコメント欄の誰に答えを求めているんでしょうか?
「誰かこれを読んだ親切な人が教えてくれたらいいな〜」ってスタンスなんでしょうか。


要するにTPOがなってないってことです
ネット上で質問をするにしても適した場所があります。知恵袋とかにでも行けばいいんです。

現にX (旧Twitter )でのそういうコメントは結構「自分で調べろ」と返信されがちです。まあ言い方の是非は置いておいて、指摘に関しては当然と言えば当然です。



もし質問の内容について本当に知りたいと思っているのだったらまずは調べるべきだと思います。
漢字の読みや言葉の意味を聞かれた作者さんも困ります。先生じゃあるまいし。

コメント欄でと言いましたが、作者さんに直接コメントを送るような場(メッセージツールやDMなど)でそういった質問をするのはもってのほかです。
質問というだけでもはや感想でもなんでもないですからね。


どうしてもコメント欄で聞きたいことがあったときは、マナーを守った上で尋ねてみてください。

 

作者さんに対する質問


たとえば絵師さんに対して、
使っているペンの種類やメイキングなど、
ハウツーを尋ねる分には不快に感じる作者さんは少ないかと思います。


質問すること自体は気を使うべきですけどね
相手に返答という手数をお願いする行為なわけですから、
こちらも可能な限り礼儀を払うべきです。

それに作品の制作に関わる手順やツールなどは
作者さんが経験を積んで得てきた知的財産ですから、
答えを聞けなかったとしても性格が悪いなどと思わないでください。


ただ、作者さんの個人的な情報を聞くのは控えましょう

実際に筆者が見たことのある具体例を挙げますと
「甘いのと辛いのどっちが好きですか?」
「普段はコーヒーをよく飲むんですか?」
「泳げますか?」など…

そもそもこれらを知ったところでどうするんでしょうね…?
推し絵師さんや推し作家さんのことをもっと知りたいと思う気持ちも分かるんですが。
質問される側も「何を目的に尋ねられているのか…?」と怖くなったりします。


相手に夢中になる前にいったん落ち着きましょう。
作者さんが好きで好きでしょうがないなら応援や感想コメントに留めておきましょうね。

 

何かに例える・他人や他作品の名前を挙げる


たとえばイラストの感想として送る「○○先生の画風に似ていますね」といったコメント。

これはケースバイケースというか、コメントの内容や受け取り手によっても感触の変わってくるものだと思いますが、
確かに言えることは何かに例える=個性がないという要素を少なからず含んでいることです


別に「○○先生みたい」というコメントも
受け取り手の作者さんが当該の先生に憧れているのであれば最高の褒め言葉として受け取られるでしょうが、
そうでもない場合はマイナスに聞こえる場合もあります。


特に昨今、トレパクや模写に細心の注意が払われる時代です
「誰かに似てる」という言葉、もしくは別の作者や他作品の名前を挙げるという行為は
場合によっては非難になり得てしまいます



該当の作品が明らかに何かしらを意識しているのであればそれに言及することも一概に悪いことだとは言えませんが、
(たとえばイラスト内の人物が有名ブランドのデザインを模した服を着ている、漫画内のやりとりが有名作品の名言を引用している、など)


ほとんどの場合、そういうコメントは慎重になるべきです。
どうしても何かに例えるようなコメントを残したい場合は
「○○っぽくて素敵ですね」「○○のパロディのところ面白かったです」
といったように褒めていることが確実に伝わるような文にしましょう


そして多くの作者さんは、
何かとの類似点よりもその作者さんの個性を評価される方が喜んでくれると思います。
是非その人にしかない良さを伝えてあげてください。

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願望やリクエスト


願望やリクエストに関しては
作者さんが「困る」というより「どうしようもない」に近いでしょうか。


すごく素敵な絵を描く作者さんがいて「あの人の描く○○が見たい」と思うことは往々にしてあることです。


特に二次創作に多いでしょうか。
特定のキャラを好んで描く作者さんに自分の推しも描いて欲しいと思ったり。

カップリングやブロマンス・ロマンシスとかもそうですかね。
「あの人の絵で自分の推しカプが見たい」って思ったことがある人もいるのではないでしょうか。


しかし、それを作者さんにお願いするのはあまりよろしくありません
というか、ほとんどの場合そのお願いは叶いません

絵を描くにも漫画を描くにも小説を書くにも、
何段階もの作業工程があって、労力も時間もたくさん費やします。

その貴重な時間や労力を割いた上で、
描きたいと思っているものを差し置いて人のリクエストを叶えるメリットが作者さんにほとんどないからです



さらに言うと、
たとえばコメント欄やSNSの返信欄で
ポツッと独り言のように「○○も見たい」とあるのはまだ良いのですが、

コメントや感想にひとつひとつ返答をするタイプの作者さんの場合や
メッセージツールやDMなどで直接リクエストのコメントをするケースは
作者さんを困らせることが多いでしょう。

リクエストのコメントだけ無視するというのも難しいですし返答にも困ります。



もちろん作者さんがリクエスト募集していたり有料依頼を受け付けているのならば
リクエストを申し込んでも問題ありません。

 

 

展開の先読みや予測をするコメント


続き物の漫画作品や小説作品に多いことですが、
次話の展開を予測するコメントに創作意欲を削がれるという作者さんは結構います。


これはシリーズものを描いたことがある人でないと理解しにくい思考だと思うので
読み専の人は「なんで?」と感じるかもしれませんが

たとえば「次の話ではこういうことが起こる」みたいなコメントがあったとしましょう。
もしそれが作者さんが元々書く予定だったあらすじと同じだった場合、
そのあらすじ通りに書くとそのコメントを参考にしたと思われかねません

本来なら次の話を投稿することで初めて人の目に触れるはずのものだったのに、
その新鮮さごとコメントに先取りされてしまうのです。

言い換えると話の内容に独自性がないと感じられたり
極端に言うと盗作したのではないかと疑われる可能性があるということです。


反対に、コメントとは別のあらすじを想定していたとしても
コメントで予測されたからあらすじを避けた」と思われたり、
コメントで期待されていた展開にならなかったという期待外れを生んでしまったりする可能性があります。


つまり、あらすじの内容がどんなものであれ
続きを書いたところで本来受けられるはずだった評価が得られないかもしれない。
要は「展開を予測するコメント」ひとつで作者さんは八方塞がりになるのです

これによって書くにも書けなくなり、創作意欲が減衰してしまうというわけです。



絵師さん字書きさんたちはSNS上で活躍しているため、
読み手との距離も近く、感想コメントを読んでいると思われやすい環境にいます

たとえば大手の漫画作品やノベルゲームなどが
巷で噂されている考察通りに話が進んだとて「読者の考察を参考にしたんだ!」なんて思われることはほとんどないでしょう。
それは我々読者が「作者が巷で噂されている考察を把握しているか分からない」からです。


しかしSNSを主な活動場所にしている絵師さん字書きさんたちに関しては
作者は返信欄やコメント欄のコメントを読んでいるだろう」と考える人の方が多いはずです。

そこで展開の予想をされようものなら、「予測コメントを読んだ」と思われても不思議ではありません。



そういう訳で予測コメントはあまりよろしくない、
筆者個人の感覚で言わせてもらうと来て欲しくない部類のコメントではあります。


さらに細かいことを言っておくと、
「これの正体は○○なんじゃないか」とか「犯人は△△だと思う」とかは良いんです。
展開の予測ではないですし、既に決まっていて変えようのない要素ですからね。
どちらかと言うとこれは作品を読んだ上での感想に類するでしょうか。

他にも明らかなフラグを立ててる場合とか。
作中の人物が「俺…ここを出たらアイツに告白するんだ…」って言っていたら
「コイツ死ぬやん!」てなりますよね。そういうのは良いんですよ。


「これの正体は○○で、実はこんな力を持っていて、□□のときに正体を現す」
「犯人は△△で、××があの事件をきっかけに証拠を見つけるけど犯人はそれに勘づいて既に逃げてると思う」
「コイツは主人公を庇って致命傷を負って、最期に形見を託して後々それがキーアイテムになる気がする」

困ってしまうのはこういうコメントです。
それが他の読者に評価されようものなら更に地獄ですね。
本当ならその評価は次の話で作者が得られるはずだったんですから。

そして次の話を投稿したとて「コメント欄で予想されてたとおりだ!」なんて言われたら…



…というわけで、本当にどうしても展開を予測したい時はせめて作者さんの目の届かないところにしてほしいなと思います。



前もって言って反論しておきますが、
他人に予測されるような話の内容がよくないのでは?
ひとりのコメントだけで大して困ることないのでは?
という意見もあるかと思います。

ただ、先に述べたように予測コメントひとつで八方塞がりになるのです。
99人が展開を予測できていなくても、
たった1人が予測コメントをコメント欄に残し、それを他の99人が見てしまえば終わりなのです


ですので可能な限り予測コメントはしないで欲しいなと思う所存です。


 

距離感を見誤っているコメント


一応「作者さんが困るコメント」の一種なので項目を設けましたが、
言うまでもなく、相手にコメントを送る際はマナーを守った文章にしましょうということです。


交流もないのにタメ口で話しかけたり、馴れ馴れしくしたりするのはやめましょう。

SNS上でも礼儀は大事ですからね。

 

 

 

確実に喜んでもらえるコメントは?

あなたの「好き」を伝える


そもそもなぜ感想を送ろうとしているかと言えば、その作品を見て(読んで)非常に感銘を受けたからですよね。
感銘を受けたと言うと小難しく聞こえますが、

要はその作品があなたのヘキにぶっ刺さったわけです
素晴らしい作品に出会えてボルテージ上がっちゃったわけです。


でも感想が「好き」のひとことじゃ味気ないし、もっと気持ちを伝えたいし作者さんの励みになって欲しいから「どんな感想なら送っても大丈夫だろう?」って考えるに至るんですよね。
なら、「あなたが作品を見てどう思ったか」を伝えれば良いのです


素敵な絵を見たなら「かっこいい」「惹かれる」「思わず見入った」。
ギャグ要素のある話を読んだなら「笑った」「面白かった」。
シリアスな話を読んだなら「涙腺に来た」「悲しくなった」。

もしあなたがその作品に出会えて「最高だ!今日はいい夢が見れる!」って具合ならそれをストレートに伝えるのもいいかもしれません


作品を制作して世に出している身である以上、「この作品を見れて幸せです!」って言われて嫌な気持ちになることはないです。
作者冥利に尽きますね。



具体的な説明をするのもひとつです。「何がヘキに刺さったか」を説明するってことですね。

画風とか、色合いとか。
描かれている人物の視線が良かったとか、仕草がかわいかったとか。
お話なら「どの箇所で笑ったか」「どの箇所が悲しかったか」。


作者からすると、具体的な感想は「細部まで見てくれたんだな」「楽しんでくれたんだな」ってことが分かりますからね。
作者が丹精込めて描いた部分が評価される嬉しいのは当然のこと、思いがけない箇所を評価されるのも非常に嬉しいものです。

 

TPOが守れていれば大丈夫

 

感想コメントを送ると一口に言っても、コメントを送る手段は様々です。

SNSのコメント欄匿名のメッセージツール、もし作者さんに直接お会いできるのなら直筆のファンレターをお渡しする、なんてこともあるかもしれません。


その中でも時と場合によっては、読者の自分本位なコメントもプラスに働く場合があります

X(旧Twitter)の返信欄やpixiv・YouTube等のコメント欄で、
感想でも応援でもないちょっとした小ボケや自分語り(作品の内容に関わるもの)なんかでコメントが盛り上がったりもしますよね。
あんな感じです。


こういった「作者さん以外にもたくさんの人が見る場所」なら多少テンションの高いコメントをしても良い効果が生まれる時があります。
作者さんにコメントを伝える」以外にも「自分のコメントを残す」という意味合いも強く持っていますからね。


たとえば、ちょっとニッチな作品の返信欄に「なんか新たな扉開きそ…」みたいなコメントがあったとして。
作品のことを褒めている言葉もないし丁寧語でもないんですが、
無礼な印象はあまり受けないかと思います。

こんな感じで、ひとりごとみたいな感想がポツッとあっても全然許される場合だってあります。
むしろ飾り気のない素直な感想に喜ぶ作者さんもいるかと思います。




逆に作者さん以外が見ないような場所(メッセージツールやDMなどの直接コメントを送る場所)もあります。
「コメントを伝える」ことを主体に置いた場所ってことですね。
そういった場で馴れ馴れしい言葉遣いをしたり自分語りをするのは場違いになるケースがほとんどでしょう。



要するにTPOを踏み外してなければ誰かを不快にさせることはそうそうないってことです

 

 

コメントを貰うのが嫌な絵師さんっていないの?


「いない」とは言い切れませんが、そのような人はそもそもコメント欄を閉鎖しています。SNSなら返信欄ですね。
むしろコメント欄を開放しておいて「コメントするな」は筋が通りません。


コメントを貰った上で作者さんがそれに返信するかどうかは分かりませんが
返信がないからと言ってコメントを貰うのが嫌なわけではないです。

むしろ多くの作者さんは感想や反応はしっかり目を通していると思います。
プロにしろアマチュアにしろ、見てくれた人の感触は知っておきたいですからね。



コメント欄・返信欄しかり、感想用の匿名メッセージツールを設置している絵師さんなら感想を送っても大丈夫です。

 

 

作者さんが感想を喜んでくれるかどうか確かめるには


感想を送って応援したい、でも文章が堅苦しすぎても自分の感情がうまく伝わるか分からない、でも失礼なコメントはしたくない、そもそも作者さんは感想コメントを喜んでくれるのだろうか…

と堂々巡りになってきたら、コメントを送りたい作者さんが感想に対してどんなアクションをする人なのか見てみるのもひとつです


pixivのコメント欄やSNSの返信欄に作者さんはひとつひとつ返信しているのかな、とか。
概要欄やプロフィール欄などに「感想は全部読んでます」と言ってくれている作者さんもいますね。

他にもたとえば、メッセージツールに送られてくる感想に対して結構フランクなお返事をするタイプの作者さんなら、ある程度こちらも気軽にコメントを送っても大丈夫かな、とか。

全てのコメントや感想に「いいね」などをする作者さんは全てのコメントに目を通していると判断して良いでしょうし、
まばらに「いいね」するタイプの作者さんならコメント全てに目を通した上で「いいね」のあるコメントが嬉しかったのだと推察できます。


こんな感じで

作者さんが感想コメントをもらって嬉しいタイプなのか
どんなコメントを喜ぶ人なのか

事前に見ておくのも安心材料のひとつかもしれません。

あくまで一例として、筆者は頂いたコメントに返信はしませんが「いいね」のような機能がある場合は全て押しています。
あまり交流を目的としたアカウントではないので控えめなリアクションしかできませんんが、「感想ありがとうございます。読ませていただきました」の気持ちでポチッとさせていただいてますね。
(後でいいね欄に感想が並ぶので、手軽に読み返して嬉しくなるという利点もあります)

 

 

まとめ


最初にも言った通り、
感想コメントは貰えないより貰えた方が断然嬉しいです

いいねやブックマークがボタンひとつ押せば済むのに対して、

感想コメントというのは内容が何であれ、
作者に伝えたいという気持ち・文章を考える時間・文字を打ち込き(書き)送るという手間
それら全てが無いと生まれないモノです。


作者にとって感想コメントが貰えるということは、
コメントを送る手間を厭わないほど自分の作品に心を動かしてくれたとも考えられるわけです。



極論、先ほど挙げた「ちょっと困るかもしれないコメント」でも、
それによってコメント数が増えたりコメント欄が読み手たちによって盛り上がれば
結果的にプラスとも言えます。

もちろんそれを盾にして何でもかんでもコメントして良いわけではないですが、

もし「コメントして応援したい」と少しでも思ったなら
感想コメントを送るか送らないか悩むくらいなら送ったほうが良いということです。


ですので
作品を見れて良かった」「作者さんを応援したい」と思った時は
是非コメントを送ることを考えてみてください。


最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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