【スマホ絵描き】スマホでもタッチペンやスタイラスペンって役に立つの?必要性は?

デジタルイラストを描くにおいて
タブレットやペンタブだとペンで作業する様子を想像しやすいですが、
我々スマホ絵描きにとってタッチペンやスタイラスペンって有用なのか気になったことはありませんか?

スマホの画面が小さすぎてペンでは描きにくいのでは?
指で描くのに慣れてしまっていたら今更ペンを使っても上手く描けないのでは?
そもそもスマホでタッチペンの類って使えるのか?

本記事ではこういった疑問を解消していこうと思います。

タッチペン・スタイラスペンの選び方が知りたい場合はこちらの記事をどうぞ↓

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スマホでもタッチペン・スタイラスペンは使用可能


そもそもの疑問として、スマホでもタッチペンやスタイラスペンは使えるのか。
たいていのものは使えます

たとえばAmazonなどで「スマホタッチペン」と検索した時なんかに表示されるものは大抵OKです。
特にデジタルデバイスでないものは心配いりません。指でタップするのと同じ仕組みで使えます。

デジタルデバイスのものでも「全機種対応」などの検索ワードが入っていれば大丈夫です。
不安であれば使用しているスマホにも対応しているかどうか商品情報などをしっかり確認してください。
また、デジタルデバイスになってくるとペン自体のクセスマホとの相性もあるので、レビューなどを参考にすると良いかと思います。

ペンだとスマホでイラストが描きにくい?


筆者はスマホ指描きですが、時たまタッチペンを使用します。
よく使うペンのタイプはこんな感じの、ペン先に透明のディスクがついているものです。



結論から述べますと、スマホでもタッチペンは全然使えます

ペンの形状にもよりますが、
ペン先が見えにくいなんてことも特になく、描き心地も「ペンがそのまま指にとって代わった」という感じです。

2画面ゲーム機などで遊んだことはありますでしょうか。あれのタッチペン操作と近いと思います。
指でも反応するけどタッチペンだとより精密に操作できる、あの感覚です。

スマホだと画面が小さくない?


スマホの画面が小さいことによる不便は特にありません。
そもそも小さい画面を指で操作しているので、指よりも細いペンになっても特に心配はいらないということです。

なんなら指で描く時よりも作業画面を拡大しないで済む場合も多々あるので、そういう時に重宝します。
(たとえば長い線を引きたい時にペンだと一気に描けることが多いです。指だと細切れの線を描いては画面を動かして、また細切れの線を引いて…と繰り返さなければならず、全体像が掴みにくいという難点がありますので。)

指描きに慣れてしまっていても使える?


使えます

普段スマホ指描きで作業している人でもアナログは筆記用具を使うかと思います。
アナログ&筆記用具でもスマホ&指のときと画力に大きな差がある人は少ないのではないでしょうか。
それならスマホ&タッチペンでも全然大丈夫です。

むしろスマホ&タッチペンはスマホ&指と紙&筆記用具の間くらいの感覚です。


スマホでタッチペン・スタイラスペンを使う際の注意点

スマホを手に持つ場合は使いにくいかも


スマホ指描きの人で手にスマホを持って描く人も多いと思いますが、スマホを手に持って描く場合、タッチペンは指ほど使い勝手がよくありません

似た形状のものとしてメモ束+ボールペンを想像してみてください。
手に持ったメモにペンで描くのもあまり描き心地の良いものではありませんが、スマホ+ペンは更にもう少し描きにくくなります。
メモ+ボールペンは紙にある程度ペン先が食い込むのでペン先が滑りにくいのですが、スマホの画面は硬いため支えが不安定だとペンが滑ります

人間の手だけで支えるとなると完全に固定されたものではないので、どうしても描画の自由度が下がります。

とはいえ、筆圧が弱めの人などはこの影響は少ないかと思います。
一度手に持って試し書きしてみるのもいいかもしれません。

また、スマホを机に置いて描く場合はこの心配はいりません
紙にペンで描く感覚で使えます。

 

手が小さい人はちょっと使いにくいかも


先述の通り机にスマホを置いて使う前提の場合、手が小さい人は少々たいへんかと思います。

筆者はかなり手が小さいのですが(手首から中指の先までが15cmに満たないくらい、かつ、手のひらより指の方が短い)、
机に置いたスマホを片手で支えるのに難があります。

というのも、紙に描くときは紙を押さえれば良いのですが、スマホだと画面に触れられませんよね。そのためスマホを支えようとするとどうしても横の辺を押さえなければならなくなります。


これが難儀で…スマホが大きいと手の小さい人には苦しいものです。中指から親指まで常時MAX開いていなければならない…結構疲れます。

改善策

改善策としては、滑り止めを敷くことです。

滑り止め用のマットなどを使っても良いですが、別に手近な布類でも代用できます。ハンカチなどの滑らかな布よりは、タオルなどの生地がしっかりしたものや柔らかい生地のものが好ましいです。滑り止めがあるだけで手の支えが心許なくてもスマホが動くのを軽減してくれます。

筆者はタッチペンを使う時ネックウォーマーの上にスマホを置いて使ってます…意外と滑らなくなります。


もちろんちゃんとした滑り止めがあるともっと安心です。

 

指で描けるのにタッチペン・スタイラスペンは要るの?


「指でも十分イラストが描けるのにペンを導入する必要ってあるのか」という話ですが、正直なところ指で満足しているならペンは保険用です。

ところがこの保険がかなり役立ちます。

指先が使えなくなった時にありがたい

たとえば冬場などで指先が手荒れしたとき。
絆創膏を巻いてしまって指がスマホに反応しないとき。
指で長時間の作業をして酷使しすぎたとき。

つまり指描きができなくなったときペンは役に立ちます。

筆者がタッチペンを導入するタイミングは「指が痛くなってきたけど今のうちに作業を進めておきたい…!」ってときです。集中していて筆の進みがノリに乗っているのに指が痛くなってくると悲しいですからね。

まとめ


スマホ指描きユーザーにとってもタッチペン・スタイラスペンは結構役立ちます
もし「タッチペン使ってみたいな」と思ったらお手頃なものから試してみると良いかと思います。タッチペンを使ったことのない人も是非一度は使ってみてください。意外と描きやすくて気にいるかもしれません。

スマホ用ペンの種類どの解説はこちらの記事でどうぞ(冒頭でオススメした記事と同じものです)。

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