スマホでデジタルイラストを描く方法【ibisPaint】


こんにちは。しがないスマホ指描きです。

この記事では
スマホと指で綺麗なデジタルイラストを描くための基本的な手順である、

アナログでラフ(下書き)→スマホでペン入れ・彩色

の工程を解説していきます。

 

関連記事

  こんにちは。しがないスマホ絵描きです。スマホでデジタルイラストを作成する際、ラフや下書きなどをアナログで作成する場合も多いかと思います。何ならアナログの雰囲気を活かしたいときは紙に描いた線画をそのままスマホに取り込んで[…]

 

 

用意するもの


【アナログ作業】

  • 鉛筆などの筆記具(HB以上の濃さを推奨)
  • 消しゴム


【デジタル作業】

  • スマートフォン
  • イラストアプリ「ibisPaint」


今回はibisPaintを使用して解説します。
(無料イラストアプリの中で最も使い勝手が良いからです)
(有料版は広告がなくなります)

ibisPaintダウンロード・インストールはこちらから


本記事で紹介する手順ならば
他のイラストアプリでも遜色なく同等の作業ができるはずです


 

アナログで下書きを描く


紙に書きたいイラストの下書きをします。

のちにアナログの線を頼りにペン入れをするので
ラフというよりは下書きの気持ちで描いてください。


図工の授業などで画用紙に絵を描いた経験はありますか?
画用紙に絵を描くときの、

鉛筆の担当がアナログ
清書をするペン&色塗りをする絵の具の担当がデジタル

と考えてみると分かりやすいかと思います。


何回も消したり修正したりしても良いので、
清書でなぞるべき場所がきちんと分かるような絵にしておきましょう


線が何重にも重なっていたり
余分な情報が残っていたりすると、
清書の段階でどの線をなぞれば良いのか分からなくなります。


下書きのコツ

アナログ段階のコツとしては、
バランスや配置よりもパーツを納得いくまで描き直すことです。

たとえば
「凄く綺麗な形の目が描けたけど、顔のもう少し上に配置したかった」
という場合は描き直さなくて大丈夫です。

デジタル作業の段階に入ると
部分的にサイズを変える・パーツの位置を微調整をする
ということが容易にできるからです


パーツの形をそのまま清書に使うつもりで
下書きはを制作してください。




 

 

アナログイラストをスマホにスキャンする


アナログでの下書きが完成したら、

それをスマホにスキャンしましょう

 

 


iPhone→メモアプリ
Android→Googleドライブ

にスキャン機能が備わっています。

※設定によってはスキャンした資料が写真フォルダに保存されない場合があります。
(スキャンすると自動的に写真フォルダにも保存してくれる設定にしておくと便利です)

 

イラストアプリでの作業

新規作成


イラストアプリ(ibisPaint)を開いて

マイギャラリー>新規キャンバスを選択します。

 



キャンバスサイズを選択します。

縦横の向きやキャンバスサイズ・縦横比は後から変えられるので、
最初は大きめのキャンバスを選択しておくことをオススメします。


数字が大きくなればなるほど
画質が良くなり、細かい描き込みができるようになりますが、
データ容量のサイズも大きくなり、動作も遅くなります。


目安としては、

キャンバスの長い辺のサイズが1500〜2000程度
短い辺が1000〜1500程度


これくらいの値があれば、綺麗なイラストを描くには十分です。
漫画なども描けます。




 

 

アナログイラストの読み込み


新規キャンバスを作成したら

レイヤーを開いてスキャンしたアナログイラストを読み込みます



下書きレイヤーは
不透明度を少し落としておくと良いです

 



レイヤーが見やすくなる他、
下書きレイヤーと清書レイヤーを間違えることも防げます。

清書レイヤーを作成



下書きレイヤーの上に
清書用のレイヤーを作成

作成したレイヤーに
お好みのペン、色で清書をしてください。

 

 

彩色・各種調整・仕上げ



あとは思うがまま作品を仕上げてください。


バケツツールで彩色をしたり


 

 

パーツをの位置調整をしたり


 

 



FX (フィルター)で加工したり







イラストアプリにはたくさんの機能があります。

それを色々試行錯誤して

納得の行く仕上がりになったら
その作品の完成です



お疲れ様でした!